WADFS-35 マニュアル

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はじめに

WeAct StudioのPC用システムモニタDisplay FS V1 3.5inchの使用方法について示します。

このソフトウェアは、https://github.com/mathoudebine/turing-smart-screen-pythonをベースにWeAct Studio社が改変したものです。https://github.com/WeActStudio/WeActStudio.SystemMonitor

ダウンロード

  • 以下のURLから日本語対応アプリケーションをダウンロードします。

https://bit-trade-one.co.jp/forUser/WADFS-35WeActStudioSystemMonitor.zip

インストール

  • ダウンロードしたzipファイルを展開し、exeファイルを実行します。
  • 以下の画面が表示される場合、「はい」を押下してください 。
  • 「日本語」が選択されていることを確認し、「OK」ボタンを押下してください
  • セットアップを開始します。「次へ」を押下してください 。 
  • 表示された使用許諾契約を確認し問題なければ、「この使用許諾契約に同意する」を選択し「次へ」ボタンを押下してください。
  • インストール先フォルダを確認し、 「次へ」ボタンを押下してください。
  • スタートメニューのフォルダを確認し、 「次へ」ボタンを押下してください。
  • インストールが開始されます。しばらくお待ち下さい。
  • 以下の画面が表示されれば、インストールは完了です。「完了」ボタンを押下してください。 

設定アプリの起動方法

  • インストーラの最後の画面で、「WeAct Studio System Monitor 1xxxxを実行」がチェックされている場合、設定アプリが自動実行されます。手動実行する場合は、Windowsのスタートメニューから「System Monitor Configure」を起動してください。
  • システムモニタが起動済みの場合は、Windowsのタスクトレイの以下のアイコンを右クリックし、「設定」を選択してください。
  •  WeAct Studio System Monitor設定アプリが起動します。
    各設定を行った後に「保存と実行」を押下することで、ディスプレィに設定内容を表示することができます。

設定アプリの使用方法

  • 表示設定
    • Model名称
      接続したディスプレイのモデル名を選択します。「WeAct Studio Display FS V1」が選択されていることを確認してください。
    • COMポート
      通常は「自動認識」を選択しておけば問題ありませんが、自動認識できない場合は、ディスプレイのCOMポート番号をデバイスマネージャ等で確認して指定してください。「更新」ボタンを押すことにより、COMポート番号を再取得することができます。
    • 表示方向
      「逆方向」を選択すると表示が180度反転します。
    • 明度
      ディスプレイの明るさを設定します。
    • その他の設定
      接続ディスプレイの情報や、ソフトウェア非常駐時の表示設定を行います。通常、設定の必要はありません。
    • テーマ確認・自動保存
      チェックを入れた場合、設定画面を開いている最中でもディスプレイに実際のプレビューが表示されるようになります。
  • システムモニタ設定
    • テーマ
      登録されているテーマを選択します。
      「更新」ボタンを押すことにより、テーマが格納されているフォルダを再検索します。
    • モニタライブラリ
      システムリソースを取得するライブラリを指定します。「LibreHardwareMonitor」を選択してください。
    • 有線ネットワーク/無線ネットワーク
      監視するネットワーク名を指定します。
    • 自動実行
      PC起動時にシステムモニタを自動実行する場合は有効にします。
  • テーマフォルダ
    テーマ画像等が格納されているフォルダを表示します。
  • テーマコピー
    選択中のテーマをコピーします。
  • ワークスペースの設定
    テーマや使用するフォントを格納するフォルダを指定します。
  • Ping & 天気
    Pingや天気予報の表示に必要な情報を指定します。
  • テーマ削除
    選択中のテーマを削除します。
  • 新規テーマ
    新規のテーマを作成します。
  • テーマ編集
    テーマ画像や、表示テキスト等を編集します。
  • テーマの選択
  • 自動起動の設定
  • カスタムテーマの作成
    オリジナルテーマ作成ができますが、yamlファイルの編集が必要です。
  • 設定保存
    設定内容を保存します。
  • 保存と実行
    設定内容を保存し、システムモニタを実行します。

新規テーマの作成方法

設定アプリの「新規テーマ」ボタンを押下するか、「テーマコピー」ボタンを押下し、既存のテーマをコピーして「テーマを編集」することでオリジナルのテーマを作成することができます。

詳細については、オリジナルサイトのwiki(英語)を参照してください。
https://github.com/mathoudebine/turing-smart-screen-python/wiki/System-monitor-:-themes#createedit-a-theme

  • 作成したいテーマに近いものを選択し「テーマコピー 」ボタンを押下し、名前をつけて「OK」ボタンを押下します。
  • テーマ編集画面が開くので、右側のペインのタグを選択し編集します。
    編集後「ファイルに保存」ボタンを押下し、右上の閉じるボタンで画面を閉じます。
  • 背景を変更するには、あらかじめテーマフォルダに画像をコピーしておき選択します。 
  • 必要なタグに過不足がある場合は、右クリックで追加・削除します。 
  • 編集後「ファイルに保存」ボタンを押下し、右上の閉じるボタンで画面を閉じます。

注意事項

  • 現在使用可能な環境はWindows(推奨:Windows 11)のみです。
  • PCの種類や使用環境によっては、一部のリソース値などが取得できない場合があります。
  • 自作テーマの動作についてはサポート対象外となります。

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