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ラズパイゼロワンシリーズ シャットダウンスイッチ/RUNスイッチ使用手順

ラズパイゼロワンシリーズには、Raspberry Pi Zeroの電源をコントロールする2つのスイッチが搭載されていますが、そのままでは機能しません。
Raspberry Pi Zero側の設定、またピンの半田付けなどを行うことでスイッチによる操作が有効になります。

1.シャットダウンスイッチ

今回は、システムが簡単に構築でき、ゼロワンシリーズ関連の記事でも度々登場しているNode-REDを用いてシャットダウン機能を作成します。
Node-REDについてはこちらの記事をご参照ください。

  1. 左側のパレットからrpi-gpio inノードを配置します。右側に端子がついているノードがinノードです。
    プロパティより、端子を「GPIO06 – 31」として完了します。
    1-1
  2. 左側のパレットから、今度はexecノードを配置します。
    プロパティは、コマンドに「sudo halt」と入力し、引数のチェックマークを外してください。
    1-2
  3. 二つのノードを接続し、デプロイを行ってください。
    1-3

これで基板上のシャットダウンスイッチを押すと、Raspberry Piがシャットダウンされるようになります。

2.RUNスイッチ

Raspberry Piには基板上に「RUN」という端子が用意されています。この端子は、ショートすることでRaspberry Piを強制的に再起動させるスイッチです。
ゼロワンシリーズは、Raspberry Pi Zero上のRUN端子に繋がるピンソケットを用意し、スイッチとして引き出しています。
赤く囲った部分がRUN端子です。
DSC_0265
この端子にピンヘッダを半田付けすることで、ゼロワンシリーズのRUNスイッチによるRaspberry Pi Zeroのリセットを行うことが出来ます。
※この端子はPi 3とPi Zeroで基板上の位置が異なります。ゼロワンシリーズはPi Zeroでの使用を想定しており、Pi 3のRUN端子には対応しておりません。

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