BSCZ 買えるIoT Wifi接続マニュアル
本製品をWifi経由でインターネットに接続される場合、お客様の環境にある無線LANアクセスポイントに設定していただく必要があります。
基板上のSTATUSランプが1秒間隔で点滅する場合、無線LAN接続が構築されていないため、以下の設定をお願いします。
・自動設定
本製品にはWPSによる自動設定機能が搭載されています。
お使いの無線LANアクセスポイントをWPS待機モードに設定してもらうことで、自動で接続設定が行われます。
※WPS待機モードへの入り方はお使いの無線LANアクセスポイントの説明書、またはWebページなどをご参照下さい。
・手動設定
アクセスポイントがWPSに対応していない場合など自動設定が行えない、あるいは自動設定に失敗する場合は手動での設定をお願いいたします。
手動設定を行う場合
- キーボード
- USB-OTGケーブル
- Mini HDMI対応ケーブル、またはアダプタ
- ケーブルに対応するモニタ、またはテレビ
上記設備が必要となりますのでご用意下さい。
ディスプレイをMini-HDMI端子に、キーボードを緑で囲ったMicro USB端子に接続してから、白の電源用マイクロUSB端子に電源を投入して下さい。
起動時、ログインIDとパスワードを要求されます。付属する取扱説明書にデフォルトのIDとパスワードが記載されているので、そちらを入力してください。
※パスワード入力の際、入力した文字が表示されませんが、正常な挙動となります。
ログイン後、プロンプト”$”が表示されたらsudo raspi-config
と入力して下さい。
すると、このような設定画面が表示されます。
2番の”Network Options”を選択し、表示される”N2 Wi-fi”を選択して下さい。
最初に使用中の国を聞かれた場合、”JP Japan”を選択して下さい。
“Please enter SSID”の お使いのアクセスポイントに記載されたSSIDを入力して下さい。
お使いのアクセスポイントに記載されたパスフレーズを入力して下さい。
全て入力し終えると自動で最初のメニュー画面に戻るので、TabキーでFinishを選択するか、Escキーで終了して下さい。
プロンプト”$”が表示されたら、今度はifconfig
と入力して下さい。
“wlan0:”以下に”inet 192.168.x.y”や”inet6 240d:xxxx:~”と表示されれば接続成功です。
表示されない場合、しばらく待ってからもう一度ifconfig
を入力して下さい。
それでも出ない場合、もう一度設定をやり直して下さい。