DACボード組立説明
1.ボード組み立て
1.0 内容物確認
キットには以下の部品が同梱されています。
部品 | 値 | 個数 |
カーボン抵抗 | 10 | 3 |
470 | 2 | |
10k | 2 | |
100k | 4 | |
0 | 1 | |
リードコンデンサ | 2200pF | 2 |
10μF | 3 | |
インダクタ | 100μH | 1 |
電圧レギュレータ UA78M | 3.3V | 1 |
赤外線受信モジュール | 1 | |
LCDパネル | 128×160 | 1 |
DACモジュール ADRPM5122P | 1 | |
オーディオジャック ST-005-G | 1 | |
タクトスイッチ 黒 | 2 | |
ピンヘッダ | 1×4 | 1 |
ピンソケット | 1×8 | 1 |
1×4 | 1 | |
1×14 | 2 | |
2×20 | 1 | |
樹脂ネジ | M2.6x | 4 |
樹脂ナット | M2.6 | 4 |
ジュラコンスペーサ | M2.6×11 | 4 |
1.1 抵抗・インダクタ取り付け
抵抗、インダクタは下の写真の位置に取り付けます。
1.2 レギュレータ・赤外線センサ取り付け
3箇所あるレギュレータのパッドの内1箇所に、少量はんだを流し込みます。
その上からレギュレータを固定し、はんだ付けします。
赤外線受光モジュールは、足が膨らんでいる辺りまで基板に差し込み、
倒すように折り曲げてはんだ付けして下さい。
1.3 コンデンサ取り付け
コンデンサは、下の写真の位置に取り付けて下さい。
1.4 オーディオジャック・タクトスイッチ取り付け
下の写真の位置にオーディオジャック、タクトスイッチを取り付けます。
1.5 ピンソケット・LCD取り付け
下の写真の位置にピンソケットを取り付けます。
向きが斜めにならないよう注意してください。
4ピンヘッダを基板に取り付けたピンソケットに差し込み、
LCDモジュールを差し込み、穴に4ピンヘッダが入るように合わせたら、
LCDモジュールにピンヘッダをはんだ付けします。
2×20ピンのピンソケットをRaspberry Piに差し、逆側にスペーサを取り付けます。
LCDモジュールを外したDACボードを上からかぶせ、ピンソケットをはんだ付けしていきます。
最後にLCDモジュールとDACチップモジュールを取り付けます。
DACチップモジュールは、基板上のシルクの向きが揃う向きで取り付けて下さい。
以上で本体の完成です!
2.システムインストール
2.0 用意するソフト
- DACボード専用Raspberry Piシステムイメージ
- SDカードフォーマッタ
- イメージ書き込みツール(今回はWin32 Disk Imagerを使用)
2.1 イメージダウンロード・書込
SDカードをフォーマットします。
フォーマットオプションは上書きがおすすめですが、時間がかかります。
クイックの場合は高速ですが、ごく稀に問題が発生することがあります。
イメージを書き込みます。
Image Fileで書き込むイメージファイルを、Deviceで書き込み先のSDカードを選択し、Writeをクリックすると書き込みが始まります。
書き込みが終わったら、DACボードを取り付けたRaspberry PiにSDカードを差し、電源を入れます。
初回起動時は初期設定を行うため、LCDが真っ白の状態がしばらく続きます。
画像のようにロゴが表示されるまで数分ほどお待ちください。
2.2 赤外線リモコンの登録
ロゴが表示された状態でSW1を長押しすると再起動し、リモコンの登録画面に入ります。
あとは画面の指示に従い、登録したいリモコンを操作してください。
これで、登録したリモコンでDACボードを操作出来るようになりました!
ラズパイマガジン 2018年4月号 にも詳細な解説記事が掲載されています!