GPSCAP 組立書
1.組み立て
1.0 内容物確認
キットには以下の部品が含まれます。
部品 | 値・型番 | 個数 |
抵抗 | 22Ω | 1 |
240Ω | 1 | |
1kΩ | 2 | |
10kΩ | 2 | |
インダクタ | 100μH | 2 |
セラミックコンデンサ | 1μF | 4 |
ダイオード | SD103A | 1 |
黄色LED | OSYL3133A | 1 |
三端子レギュレータ | LP2950-3.3 | 1 |
I2Cバスリピータ | PCA9515A | 1 |
タクトスイッチ(赤) | 1 | |
GPSモジュール | GAM-2107-MTR | 1 |
コイン電池ホルダー | CR2032 | 1 |
ピンソケット | 2×20 | 1 |
キャラクタ液晶モジュール | AQM0802A-FLW-GBW | 1 |
樹脂ネジ | M2.6x4mm | 4 |
樹脂スペーサ(メス─メス) | M2.6x11mm | 2 |
1.1 抵抗・バスリピータ・LCDモジュール取り付け
抵抗は下の写真のように取り付けて下さい。
※ハンダ付けし、切断した抵抗の足は後で再利用するので捨てないで下さい。
バスリピータは、ランドの一箇所に事前にハンダを流し込み、
ICの丸印と基板上のシルクの丸印の位置が揃うよう、ピンセットなどで固定しながらはんだ付けしてから、
残った足をはんだ付けしていきます。
LCDモジュールは基板から浮かないようはんだ付けしましょう。
1.2 GPSモジュール足取り付け
抵抗をハンダ付けした際に発生した足を取り付けます。
あらかじめGPSモジュールのランドにハンダを盛ってから、
足を垂直にハンダ付けしていきます。
ランド間隔が狭いため、ブリッジに十分注意して下さい。
また、取り付けた足は長さをバラバラにしておくと、後で基板に差し込む際に楽になります。
1.3 コンデンサ取り付け
1.4 ダイオード・LED取り付け
ダイオード・LEDには取り付け向きがあります。向きを十分確認して取り付けて下さい。
ダイオードは、基板をシルクが読める向きにした時に、右側に黒帯が来るよう取り付けて下さい。
LEDは、 基板をシルクが読める向きにした時に、 左側に長い足が来るよう取り付けて下さい。
1.5 GPSモジュール・電池ケース・スイッチ取り付け
GPSモジュールを基板上のU1のランドに差し込み、ハンダ付けして下さい。
基板上のランドも間隔が狭いので、ブリッジなどに十分注意してください。
電池ボックス、タクトスイッチは下の写真のように取り付けて下さい。
1.6 レギュレータ・インダクタ・コンデンサ裏面取り付け
基板裏面に、インダクタ・コンデンサ・レギュレータを下の写真のように取り付けて下さい。
レギュレータの足は基板上のスルーホールより狭いので、足を広げて差し込んで下さい。
1.7 ピンソケット取り付け
Raspberry Piのピンヘッダに2×20ピンソケットを差し、スペーサを固定して、GPSCAPを上から載せます。
ズレないようにピンヘッダをはんだ付けしていきます。
以上でGPSCAPの組み立ては完了です!
2.ソフト準備
GPSCAPをRaspberry Piに取り付けで起動し、ターミナルを開いて下さい。(直接画面出力、SSH、GUI/CLIなどは問いません。)
ターミナルが開いたら、以下のコマンドを順番に実行して下さい。
$ wget http://einstlab.web.fc2.com/RaspberryPi/GPSCAP.tar
$ tar xvf GPSCAP.tar
$ cd GPSCAP
$ sudo ./setupGPS3.sh
$ sudo reboot
全て実行するとRaspberry Piが再起動し、GPSによる測位が始まります。
ラズパイマガジン 2017年4月号にも詳しい解説記事が掲載されています!