模型電光取扱い説明
本製品は、模型や小型ディスプレイ作品に最適な超小型 LED 制御基板です。
USB Type-C でパソコンとつなぎ、専用アプリから点滅・フェード・回転灯など多彩な発光パターンを6本の LED ごとに設定できます。
はんだ付け不要のコネクタ式で差し替えも簡単。保存した設定は電源を入れるだけで即再現。
さらに本基板は “オープンソース” ― アプリ/ファームウェア/設計データを公開しており、誰でも自由に改変・再配布が可能です。
🔽 アプリのダウンロード
最新版のセットアップファイルはこちらからダウンロードしてください。
※ ダウンロード後、ファイルをダブルクリックしてインストールしてください。
【対応OS】Windows 7以降
各部の名称

LED_Controller_for_Models_CTの使い方
最初に
起動し基板を接続したら画面右端のデバイス検出を確認してください。
正常に接続している場合、下記のように設定リストが表示されロゴ横のインジケータがデバイス検出済みの表示になります。

1.設定リスト

現在接続されている基板上に保存された各出力の設定値を表示しています。 No.1からNo.6まで各出力毎に設定されているパターン、設定値が表示されます。
チェックが入っている場合は機能が有効となり、チェックを外すと無効となり点灯しません。
2,出力設定
LEDは1~6までの6点の制御が可能です。設定可能なパラメータはパターンごとに異なります。パラメータ設定後、設定ボタンを押すと基板上に書き込み保存されます。
設定は基板に保存されるので電源をつなぐだけでいつでも再現できます。
初期遅延時間について:主スイッチが入ってから 出力をスタートさせる時間を出力ごとに設定可能です。例:出力1 点灯→ 5秒後に出力2を点滅のように時間差による演出を行うことが可能です。

設定できる光らせ方(8パターン)
| パターン | 概要 | 主な調整 | 
| 点滅 | デジタル的な一定間隔での点滅 | 点灯時間・消灯時間 | 
| 点灯 | 常時一定の明るさで点灯 | 明るさ | 
| 明滅 | アナログ的にゆっくり明るくなり、ゆっくり消える | フェード速度・消灯時間 | 
| ゆらぎ | ロウソクや炎のように揺らめく | 揺らぎの強さ・速さ | 
| 蛍光灯 | わずかにちらつく光り方 | チラつきの度合い・頻度 | 
| マズルフラッシュ | 銃口の閃光のような発光を再現 | 点灯回数・スピード・間隔 | 
| 回転灯 | 3出力が順番に光る演出 | スピード | 
| 無効 | そのチャンネルは使わない | ― | 
注意:回転灯について:回転灯のみ複数の出力を使用する排他仕様になっており1~3、4~6の出力を強制的に書き換えます。
TIPS:点滅のON/OFF速度を最速の0.02秒に設定するとバーニアなどのチラつき表現が可能です。また回転灯を縦に並べると誘導灯のような表現も可能です。
3.SW設定
SW設定は接続したスイッチの動作を決定します。

スイッチ(センサー)と連動できる5つのモード
| モード | 動き | こんな使い方にピッタリ | 
| 設定無し(スイッチ無視) | 電源を入れた瞬間から設定通りに発光し続ける | 常設展示・机上ディスプレイなど、常に点灯しておきたい場合に最適 | 
| ONのとき点灯 | スイッチが押されているあいだだけ点灯 | 武器の“トリガー”など瞬間演出 | 
| OFFのとき点灯 | スイッチが離されているあいだだけ点灯 | 扉を開けた時だけ光る演出が可能 | 
| ONの度にON/OFF反転 | スイッチを押すたびに ON ↔ OFF を交互に切替 | モーメンタリスイッチ使用の場合、ON,OFFスイッチとして使用可能。 | 
| OFFの度にON/OFF反転 | スイッチを離すたびに ON ↔ OFF を交互に切替 | モーメンタリスイッチ使用の場合、ON,OFFスイッチとして使用可能。 | 
4.管理セクション
ファイルエクスポート:現在の設定値をファイルに保存します。
ファイルインポート:保存した設定ファイルを読み込みます。
設定初期化:すべての設定値を工場出荷時の設定に書き換えます。
UPDATE:基板上に保存されている基本FWを書き換えるためのモードに入る






